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5月21日(月)
![]() ![]() ![]() ![]() Kはいろいろ気になっているみたい。 雪が残っている隣人の屋根。 きっかり12を指す時計。 二か月の留守で枯れてしまったクランベリー。 ![]() ![]() ![]() もっぱらご飯記録の役目をする初代デジカメがいつの間にかKのおもちゃにまでなり下がった。 急いでカメラを取りに走っては何かを撮っている様子は時々目にするのだが、中に入っている画像をほとんど取り込まないでついにメモリーカードがいっぱいになってしまった。 取り込んで見たら、食卓の上以外にも、端に指がぼやけて映っている写真がいっぱいある。そして画像の対象物は仕度途中の食卓や、母の飲み残したお茶、天井の一角、押し入れから見た部屋など。中にはぬいぐるみを様々な角度から映しているものもあった。 ああ、Kはこういうふうに物を見ているんだ、見ようとしているんだ、物がこういうふうにKの目に映っているのね。と、しんみりしてしまう。Yはパソコンのデスクトップにショートカットを作り、仕事の間ちらちら開いて見ているようだ。 ![]() 一気に咲いたつばきがきれいで、花を摘み、二人で飾ってみたら、葉を遠慮なく切り落としたKの方が勝っているかな。 1月17日(火)
![]() 実用的な物にしか興味がないのだが、どうしようもなく可愛いのである。 買ったり、もらったりした物を日本に戻ってすぐ写真に収めて兄姉や甥姪に送る。 食べ物と合わせ、100kg以上になった荷物の写真を見て、みんな驚嘆し、しばらくお互い会った時の話題になり、ちょっとした伝説的な話になったそうだ。 11月27日(日)
まだ明るい初夏の夕方からにAucklandの郊外からTaurangaに走る車の外から庭が素敵な家々が消え、絵本で見た白黒模様の乳牛の大群や羊、馬が現れる。 やがて黒い雲が少し暮れた灰色の空にかかっている低い山間に、三日月がゆりかごの形をして寝ている。そのそばに一つだけ大きな星がつき添っている。 ああ~こんな光景は私は子守唄で見たことがある! そばにうたた寝しているKを見て、思わずHey diddle diddle, the cat and the fiddle, the cow jumped over the moon...と口ずさんでしまう。 くねくねと車がゆき、周りは低い山の起伏だけとなり、そのうち崖と谷の間を自分たちだけが走っている。また車窓の外に目をやったら、数え切れぬ星がキラキラと漆黒の空を鏤めている。 8月20日(土)
![]() ![]() 路肩がない狭い車道をKを抱えて歩き渡ると、サイクリングロードから深く下った土手の針槐の雑木林の下にヤブランが群生しているのに気付く。砂袋でできた階段を慎重に降りてその風景の中に身を置いたら、いつかの夏に遠い里山に行った時の感覚に襲われる。 7月15日(金)
![]() 途中見に来たYがたどたどしい作業のせいでストーブの周りに飛び跳ねてついた汚れや黒ずんだ赤色の鍋の中身を見て、 魔女の鍋みたいだと大喜び、写真を撮ればと言う。 それでも、シロップがとても美味しいとおすそわけしたRに褒められ;瓶に詰めたジャムも仕事で来た姉に持たせ、国の姉兄に渡してもらう。 ![]() 近頃めっきり 見せて と言わなくなった、Rに昔もらった小人たちの靴々も 触りたい と言い、取り出して裸足のMathildaに履かせようとしたりして遊んだ。 人形と本と靴々を一枚の写真に収めてみたら、精緻にできているたくさんのお靴をMathildaがびっくり顔で見ている画になっている。
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by futaribocchi_ing カテゴリ
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